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サーフィン-Surfing

日本海(山陰)でサーフィンを始める!オススメの時期!初心者必見!

「サーフィンって、いつ始めるのがいいの?」よく質問される内容についてお応えします。サーフィンはエリアによって、様々な特徴があります。中国地方や関西にお住いの方に向けて、山陰(日本海側)でのサーフシーンからお伝えします。

目次

山陰(日本海側)でサーフィンを始めるなら、いつがオススメ?

山陰地方の特徴的な海岸線は、美しい景色やクリアな水質、多様な波が魅力のサーフィンスポットです。サーフィン初心者にとっても、安全で楽しい環境が多くあります。しかし、サーフィンを始めるタイミングによって、押さえておくべきポイントが異なります。山陰地方に絞った内容で、季節ごとに必要な装備と特徴をまとめてみましたので、参考にしてください。

それでは、オススメの季節を紹介します。

1.一番のオススメは、『思い立ったが吉日』

まず、サーフィンを始める最良のタイミングは、あなたがサーフィンに興味を持ったその瞬間です。サーフィンはチャレンジングなスポーツで、ポジティブな感情を高め、あなたに新しい経験や世界観をもたらします。今、これを読んでいるあなたには、その瞬間が訪れているのでしょう。『あの時、始めていれば、、、』後悔先に立たずです。

明日や今週末にでもお近くのサーフショップを訪ねたり、知り合いのサーファーに連絡してみてはいかがでしょうか。お近くにショップや、頼れるサーファーがいないのであれば、ご相談ください。私も知り合いにサーファーがいない状態からスタートしました。良いアドバイスができます。

まずは一歩、サーフィンに近づいてみましょう。

2. オススメの時期:春~初夏

サーフィンを始めるタイミングとして、春~初夏は最高のタイミングです。

この時期の特徴と魅力をお伝えします。

春秋用ウエットスーツが必要:

春は海水がまだ冷たいため、春秋用のウェットスーツが必要です。春秋用のウェットスーツは安価なモデルも多く予算も組みやすいでしょう。また、春はウェットスーツメーカの繁忙期でないため、オーダーする場合も早期に入手しやすいと言えます。

<ウェットスーツの必要性・メリットについて>
ウェットスーツを着用することで、保温性と浮力が増し、接触によるケガから身を守ってくれるほか、日焼けやクラゲ対策にも非常に有効で、海での安全性を格段に引き上げます。その1着が、あなたにとって最も身近なサポーターとなり、チャレンジを、上達を、マリンスポーツの楽しみを何倍にも引き上げてくれるのです。
また、サーフィン用のウェットスーツは、SUPやシュノーケリング、川遊びなど他のマリンスポーツにも使用することが可能です。汎用性が高く、最初の1着には丁度良いでしょう。南国を除き、多くのサーファーにとって重要なギアとなります。

ウェットスーツをオーダーし、到着までの間に、サーフボードや備品選び、基礎知識を学ぶのも良いでしょう。

ポカポカと陽気な日差し:

季節が進むにつれ、暖かい日差しの中でサーフィンできる日が増えてきます。ポカポカとした日は、着替えが寒くなく、サーフィン後の余韻を心地よく楽しむことができます。特に初心者は、サーフィンに必要な筋力や体力が備わっていないため、休憩が多くなりがちです。陸から上級者のサーフィンを眺める時間も多いでしょう。しかし。この時間も、これから始まる長いサーフィンライフの中において、重要な意味を持ちます。暖かい日差しはきっと、あなたをポジティブな思考に導いてくれるでしょう。

人が少ない:

春~初夏において世間の大勢は、まだ海に関心が向いていません。海水浴客はほぼおらず、海水浴場をはじめとしたビーチには、心からサーフィンを楽しむサーファーや、他マリンスポーツを愛する人たちが集います。憧れや目標が明確になるでしょう。初心者に丁度良いサイズの波の日が多く、混雑することも少ないため、良い練習が出来るでしょう。

暖かさも合わさって、コミュニケーションも取りやすく、ローカルなサーフィンコミュニティと馴染みやすい機会も多いでしょう。
サーフポイントの特徴や、危険箇所、車の止め方など、サーフィンには波や技術以外にも学ぶべき要素がたくさんあります。現地でしか学べないことが多くあるため、出来るだけ多く海に通うことが、良い結果を招くことに繋がるでしょう。

春はクラゲが少ない。

夏から秋にかけて、クラゲやチンクイが増え、活発に動きます。最近は少なくなりましたが、冬には超大型のエチゼンクラゲが大量に接岸することもありました。春は一年の中で最もクラゲと出会わない快適な季節と感じています。海に不慣れな初心者にとっては、波の質云々よりも、脅威やリスクが少ない季節こそが、最もスタートに向いている季節と言えるでしょう。


このように、春はサーフィンをスタートするには良い条件が揃っている季節と言えます。
難しい条件を上げるなら、サラリーマンにとっては異動や新規事業への対応で忙しい時期、子育て中の方にとっては、学校やクラブの行事が目白押しといったことなどが上げられる季節でしょうか。
忙しい季節ではありますが、安定した生活無くして、サーフィンの継続は難しいものとなります。無茶は禁物です。無理は少しだけにしときましょう。時間が限られる場合は、道具を揃えながら機会を作る準備を進めるのが良いでしょう。
海に行けなくても、最短上達を目指せるサーフィンレッスンや練習もありますので、有効に活用して頂けたら幸いです。

3. オススメの時期:夏~初秋

サーフィンのイメージは夏!といった方が多いのではないでしょうか。もちろん、夏もサーフィンを始めるのにオススメの時期です。

注意点も一緒に考えてみましょう。他なマリンスポーツや、マリンアクティビティにも共通する部分が多いので参考にしてください。

初期投資が少ない:

スポーツ用品店や、ネットショップにも初心者向けとした商品がズラッと並び、安価なもの多く、サーフィンをスタートさせるにおいて、経済的な面では最もハードルが低い季節と言えるでしょう。
気温も水温も高く、日中は水着、ラッシュガード、Tシャツでサーフィンすることも可能です。
初心者向けとうたったスポンジボードや、大きめのサーフボードも店頭に並び、気軽に購入しやすいと言えます。

海水浴の延長で、『とりあえず、サーフィンぽいことをしてみたい』という方にとっては、条件が揃いやすい季節でしょう。

※サーフィンのスタートにラッシュガードを勧めるWebサイト、ショップが多いですが、ラッシュガードは伸びるため、サーフボードに腹這いになったとき、ずれやすく、特に波がある日は困難となり、サーフィンを難しくしてしまいます。ラッシュガードは他にも、生地にクラゲの触手やチンクイが引っ掛かり、刺されやすいほか、風がある日は気化熱により、必要以上に冷えやすくなります。夏場でも早朝や夕方は寒いでしょう。
一方、少し金額を足すだけで、タッパー(極薄のウェットスーツの上半身のみ)や、セパレートタイプ(上下別)のウェットスーツが購入できます。パドルも安定しやすく、クラゲや日焼け対策にも有効であるほか、適度な保温性もあるため、春や秋の日差しが強い日中にも快適にサーフィンすることができます。春秋用のウェットスーツと同様に、他なマリンスポーツにも幅広く使用できますので、強くオススメします。

※スポンジボードや大きめのサーフボードは、サーフィン体験にはオススメしますが、実際にサーフィンを始めて、上達を目指す方や、永くサーフィンを楽しみたい方、ショートボードでサーフィンをしたい方にはオススメしません。常にサーフィンを学べる環境にいない限り、上達や、体幹向上を妨げる要素が多く、中長期的に見たときにサーフィンを難しくしてしまっている事象が多くあります。

※『浮力の小さいショートボードで上達できる』レッスンをしている店舗やスクールは、波の原理やサーフィンを向上させる理論が明確で、上達させる自信の表れと言っても良いでしょう。店舗やスクール選びの参考にしてみてください。

人が多い

一般の海水浴客が増え、海開き後の海水浴場においてはサーフィンが全面または一部で禁止となります。初心者サーファーや独学サーファーも一気に増え、波があるエリアにサーファーが殺到します。他マリンスポーツやマリンアクティビティ、バーベキューなど浜辺で楽しむ人口も一気に増加しますので、駐車場も混雑します。マナーの良くない方も増え、こういったことから、地域の方とのトラブルも発生しやすい時期と言えます。

お近くのショップや先輩サーファー、ローカルサーファーに情報を頂き、サーフィンを楽しんでいただけたらと思います。もちろん当店でもご相談を承ります。

日本海の夏は波が無いことがほとんど

夏は太平洋高気圧に覆われて、南西~南の風が吹くことが多く、日本海で、山陰に向かって波が発生する確率は非常に低くなります。台風の通過や、気圧配置の変動により生じたうねりが、一部の地域だけでライディングを可能にします。
その結果、サーファー人口が一部により集中します。前乗りや接触によるトラブルやケガも多発する季節です。時間や場所を上手くずらすなどの工夫が有効でしょう。

当店では波が無い日でも有効なサーフィンレッスンや、SUPやスケボーを使用した体幹トレーニングも準備しておりますので、ご活用ください。

クラゲやチンクイが活発化

水温が上がり、一気にクラゲやチンクイなどの生物が活性化します。特に波が無い日が続いた後の、海流が滞る場所や、生物が繁殖しやすい環境あるエリアには、クラゲが増え、刺されやすくなります。一番の予防はそういったエリアを避ける事ですが、ウェットスーツを着用する、クラゲ刺され防止クリームを塗ることで、多くのクラゲから身を守れます。それでも刺される可能性は0にならないため、刺された後の対処法や、薬など準備をしておきましょう。危険生物についても知識を深めていく事が重要です。

4. オススメの時期:秋~初冬

冷たい風が吹き始め、一気に季節が移り変わる頃ですが、山陰に通うサーファーにとっては一年で最も熱い季節となります。

波の確立・波質が上がる

冬型の気圧配置が増え始め、北西~北東の風が吹くようになります。すると、山陰に向かって波が発生し、広範囲にわたって、サーフィン可能な波が立ちます。徐々に砂が付き、海底の地形が良くなると、クオリティの高い波が増え、多くのサーファーを魅了します。クオリティの高い波を求め、太平洋側など遠方からも山陰にサーファーが訪れます。そういったポイントは初心者にとっても、ハイレベルなサーフィンを生で見る絶好の機会となるでしょう。
一方で、そういった場所で初心者がサーフィンをするのには多くの課題が存在します。徐々に波に乗れるようになった初級者・中級者も多いため、前乗りや接触による重大なトラブルも発生しやすい季節です。
自分のレベルを把握し、無理なくサーフィンを楽しみましょう!

気温は下がるが水温はまだ暖かい

山陰の海は太平洋側と比べ、黒潮など大きな海流も無いことから、水温が安定しやすいエリアです。夏に温まった海水は徐々に低下していきますが、気温とのギャップで、以外にも暖かいと感じることが多くあります。天気の良い日は、初冬でも春秋用のウェットスーツでなんとかなる日もあります。

春秋用そしてすぐに冬用

この頃にサーフィンをスタートする際、必須となるアイテムが、春と同様にウェットスーツです。しかし、春秋用のウェとスーツのものは一緒でも異なる重要な注意点がいくつかあります。

・店頭での在庫が少ない。既製品でサイズが合わせにくい。

・ウェットスーツメーカーが繁忙期のため、、オーダーしてから発送まで時間がかかる

・冬がすぐそこ。冬用のウェットスーツもオーダー時期。出費がかさむ。

しかし、ウェットスーツが無いとサーフィンどころではありませんので、この時期にサーフィンを始めるならば、少しでも急いでウェットスーツを手配しましょう。

4. スタートにオススメはしませんが、冬でもサーフィン。むしろ冬。

冬用ウェットスーツが必須です。真冬に向かって、ブーツ、グローブ、ヘッドギアと、着用するものが増えていきます。また、着替えにおいても寒く、ポンチョや温水タンク、タンクカバーなど、様々なグッズが必要となってきます。

海に不慣れな初心者にとって、冬の着替えは過酷です。ウェットスーツの脱衣に手間取っていると、容赦なく寒さが襲い掛かります。

とはいっても、装備やグッズ、準備を整えることで、サーフィンが可能となります。

ウェットスーツには『ドライスーツ』といって、ウェットスーツの中に水が侵入してこないものもあります。高価なものになってきますが、サーフィンをしたい!という気持ちが強く、一歩を踏み出すあなたを応援します! 是非お気軽にご相談ください。

いいことたくさん!冬のサーフィン!

サーフィンをスタートする時期としてオススメはしませんが、冬のサーフィンはいいことたくさんあります。

・人が少ない!たくさん練習できる!

・人が少なく、波が多い。上級者のサーフィンを間近で見れる。学べる。

・サーフィンはリスペクト(敬意)が重要なスポーツ。冬も頑張っていると認めてもらいやすい。

・『継続は力なり!』冬の間もサーフィンと向き合ったあなたには上達と、自信が訪れるでしょう。

5.まとめ

『日本海(山陰)でサーフィンを始める!オススメの時期!初心者必見!』はいかがだったでしょうか?

やはり、一番のオススメは、『思い立ったが吉日』です。

サーフィンは直感力を養い、直感力が研ぎすまされていく、チャレンジが繰り返されるスポーツです。

『サーフィンが気になる・興味がある』そう思って最後まで読んで下さったあなたは素直に、直感を感じているのではないでしょうか?『一歩』踏み出してチャレンジをしてみましょう!

チャレンジするああなたを応援します! お気軽にご相談ください!